さきたま古墳公園にお出かけの際、ランチスポット選びで迷っていませんか?
古墳散策の後はお腹もすいてきますよね。そんな時にぴったりの「墳メシ」があります。
この記事では、さきたま古墳公園の散策を楽しんだ後に立ち寄るのに最適なランチスポットをご紹介します。
この記事を読むと、古墳巡りの後に訪れるべき美味しいレストランやカフェを知ることができ、さらに地元の特産品を楽しむ方法や、各店舗の魅力も知ることができます。
さきたま古墳公園周辺のランチスポット
さんぽ道 – 公園最寄りして埼強!いや最強のランチスポット
さきたま古墳公園内、行田市はにわの館を出て徒歩1分程度の場所にある「さんぽ道」は、古墳街道沿いに位置する一軒家レストランです。店の前には駐車場もあり、便利な立地が魅力です。
綺麗に手入れされた庭を通り、店のエントランスへと向かう道すがら、期待感が高まります。
店内の様子
店内に入ると、清潔感溢れる木がふんだんに使われたカントリーカフェ風の落ち着いた雰囲気が広がります。靴を脱いで上がるスタイルのため、古墳巡りで疲れた足を休ませることができます。
一人用のカウンター席からテーブル席、さらには二子山古墳を見ながら食事を楽しめる席も用意されており、どの席でもリラックスして過ごせます。
店員さん手書きのメニュー表も、心がほっとする魅力の一つです。
人気メニュー「さんぽ道セット」
この店の一番人気は「さんぽ道セット」(1200円)です。ざるうどんまたはそばに天ぷら2品、行田名物のゼリーフライに小鉢が3品付いており、そのコストパフォーマンスは抜群です。
特に埼玉に来たらぜひ味わってほしいのが「うどん」です。実は埼玉は「うどん王国」であり、その美味しさは格別です。
埼玉のうどん 埼玉県 | うちの郷土料理(農林水産省サイト)
埼玉はうどん共和国|埼玉県公式観光サイト …(埼玉県公式観光サイト)
ツルツルとした肌に腰のあるみずみずしい麺は、喉を通るときの感覚が快感です。まずはつゆをつけずにそのまま食べて、その旨味を堪能してみてください。
薬味には生姜、ネギ、胡麻が用意されており、お好みで七味をかけても美味しくいただけます。生姜の爽やかさと胡麻の香ばしさが、麺をさらに美味しく引き立てます。
セットに含まれる天ぷらはナスとかぼちゃです。噛んだ時の衣のバリバリとした音が耳に心地よく、中のナスは完全に水分を保ち、バリトロの完璧な食感を楽しめます。
大きなかぼちゃも目を閉じて食べるとスイートポテトのような甘さが感じられ、まるで揚げ饅頭を食べているかのような幸福感に包まれます。
小鉢も丁寧に手作りされており、全く脇役ではありません。ハスのシャキシャキ感や、きゅうりの小鉢の酸味が疲れた体を癒してくれます。
これらの小鉢は、一品一品が食事の楽しさを倍増させる素晴らしいアクセントです。
ゼリーフライは具と衣のないクリームコロッケ、またはタコの入っていないたこ焼きに近い感じです。確かにクリームコロッケや、たこ焼きの方が美味しいと感じるかもしれません。
しかし、食料が今ほど豊富ではなかった時代に行田の人々が編み出したこのグルメを味わうのは、歴史と文化を感じる貴重な体験です。行田に来たらゼリーフライはぜひ一度味わってみてください。
ゼリーフライ 埼玉県 | うちの郷土料理(農林水産省サイト)
ゼリーフライ – 埼玉県(埼玉県サイト)
ゼリーフライ – 行田市(行田市サイト)
- さんぽ道
- 住所:行田市埼玉5198-4
電話:048-559-1995
種類:定食屋
予算:1,000〜2,000円/1人あたり
ゼリーフライってさ、なんか「沼の唐揚げ」って感じがして好きなんだよね。この素朴な感じに癒されるんだよ。
ちょっとよく分からないですけど…、中身がねっとりしてるからですか?
そうそう。ゼリーフライはメンチカツ(湖)やコロッケ(池)よりも素朴だけど、ずっと地域の人たちの生活に寄り添ってきた感じが、まさに沼だよね。
えーっと…。
隊長、私アイス食べたいです。次のお店行きましょう。
観光物産館さきたまテラス – 古墳巡りの休憩スポット
さきたま古墳公園内に2023年4月1日にオープンした「観光物産館さきたまテラス」は、地元の特産品や古墳グッズ、埴輪のレプリカなどが購入できる魅力的な施設です。特に、埴輪をモチーフにしたかわいい雑貨やお菓子が人気で、観光のお土産にもぴったりです。
カフェとイートインコーナー
この施設にはカフェも併設されており、行田の餃子バーガーや行田古代米カレーといったユニークなメニューを楽しむことができます。散策で疲れた時には、ぜひこちらで一息ついてみてください。テラス席も用意されているため、天気の良い日は外でのんびりと過ごすこともできます。
わたぼくソフトクリーム
さきたまテラスのカフェでぜひ試してほしいのが、濃厚な牛乳の香りが特徴の「わたぼくソフトクリーム」です。埼玉県の給食でもおなじみの「わたぼく」のブランドから提供されるこのソフトクリームは、牛乳、コーヒー、ミックス、アフォガードの4種類があり、価格は350円からです。
まず一口食べると、濃厚な牛乳の香りとクリーミーな食感が口いっぱいに広がります。ミルクの新鮮な味わいがダイレクトに感じられ、まるで牧場で新鮮な牛乳をそのまま味わっているかのような感覚です。さきたま古墳群を散策した後の休憩には、ぴったりの一品です。
- 観光物産館さきたまテラス(公式HP)
- 住所:行田市佐間1503-1
電話:048-501-7407
種類:土産物店
予算:1〜1,000円/1人あたり
さきたま古墳公園周辺で気になっているランチスポット
今回は時間の関係で訪問できませんでしたが、さきたま古墳公園周辺で気になっているランチスポットを紹介します。
なお、さきたま古墳公園の散策ガイドについてはこちらの記事でご紹介しています。
ほのぼのフライ亭
「ほのぼのフライ亭」は、地元で親しまれているフライ専門店。行田市のフライは、キャベツが入っていないお好み焼きのような郷土料理です。
ここではそのフライを手頃な価格で、しかもボリュームたっぷりに楽しめるとのこと。定食スタイルにも対応しているため、行田を存分に満喫したい方にとっては最適なランチスポットです。
さきたま古墳公園からも近く、観光の合間に立ち寄るのに理想的な場所に位置しています。
一軒家風の落ち着いた外観が特徴で、駐車場も完備されていますが、駐車スペースの出し入れには少しコツが必要かもしれません。
- ほのぼの亭フライ店
- 住所:行田市埼玉5271-4
電話:048-559-3730
種類:鉄板焼き店
予算:1〜1,000円/1人あたり
一寸一(ちょっといち)さきたま店
一寸一(ちょっといち)さきたま店は、さきたま古墳群に隣接する磯料理の専門店です。特に力を入れているのは海鮮丼で、静岡県沼津市から直送される新鮮な活魚を使用しているそうです。
目の前には二子山古墳が広がり、古墳を感じながら絶品の海鮮料理と釜めしを楽しむことができます。駐車場も完備されているため、車でのアクセスも便利です。
海なし県の埼玉で新鮮な海の幸を味わえる、貴重なランチスポットです。
- 一寸一(ちょっといち)さきたま店(HP)
- 住所:行田市埼玉5124-2
電話:048-559-2239
種類:シーフード・海鮮料理店
予算:1,000〜2,000円/1人あたり
さきたま古墳公園帰りに楽しみたいランチスポット
さきたま古墳公園に車で来られた方は、公園から少し離れた場所で、行田市ならではのグルメを楽しむことができます。
私たちが行田市を訪れる際にぜひ立ち寄りたいと考えている、Googleマップでチェックしたおすすめのランチスポットをご紹介します。(行田市内の駐車場付き店舗でチェックしています)
- 煮干しらーめん どんぐり
- 住所:行田市埼玉4861-3
種類:ラーメン
説明:煮干しでとった出汁と手作りワンタンのラーメンが味わえる人気店。
- らーめん でん
- 住所:行田市中央15-19
種類:ラーメン
説明:温かみのある雰囲気ながら、本格的なお料理で評判。行田の人気店。
- 台湾料理 雪梅園
- 住所:行田市埼玉3506
種類:中華料理
説明:豊富なメニュー、ボリュームたっぷりの中華をリーズナブルに楽しめるお店。
- がんこ蕎麦
- 住所:行田市小針2606
種類:手打ち蕎麦
説明:うどん王国埼玉で本格手打ち蕎麦が楽しめると、蕎麦好きも注目のお店。
- 古代蓮の里(公式HP)
- 住所:行田市小針2375-1
種類:うどん・ゼリーフライ
説明:園内には行田市名物のゼリーフライ、埼玉のうどんが味わえるお店あり。
- かねつき堂
- 住所:行田市本丸13-13
種類:ゼリーフライ・フライ
説明:名物ゼリーフライの有名店。忍城の鐘楼が移築された店内は雰囲気抜群。
- キッチン 長崎(公式インスタサイト)
- 住所:行田市持田911-8
種類:洋食
説明:お手軽な価格で昔ながらの洋食ランチを楽しめる人気店。
- ヴェールカフェ(旧押町信用組合店舗)
- 住所:行田市水城公園2305
電話:カフェ
説明:ノスタルジックな雰囲気と水城公園の絶景が素敵。(水城公園駐車場を利用)
- ピッツェリア馬車道 行田店(公式HP)
- 住所:行田市行田23-120-1
種類:イタリアン
電話:焼きたての激ウマピザが食べ放題できる馬車道の神店舗。食べ過ぎ注意。
まとめ
さきたま古墳公園周辺には、多彩なグルメスポットが点在しており、観光と一緒に楽しむことができます。「さんぽ道」では地元の名物うどんや天ぷら、小鉢がセットになったボリューム満点の「さんぽ道セット」が楽しめます。
また「観光物産館さきたまテラス」では、古墳グッズや地元特産品を購入できるだけでなく、カフェで濃厚な「わたぼくソフトクリーム」を味わうことができます。
これらのスポットは、さきたま古墳公園を訪れた際のランチスポットとして最適です。地元の味を堪能しながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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