房総半島グルメを賢く楽しむ!観光地価格を避けた厳選グルメスポット18選

房総半島グルメを賢く楽しむ!観光地価格を避けた厳選グルメスポット 沼メシ

房総半島は新鮮な海の幸や地元の食材を使った料理が楽しめる場所として、多くの人に愛されています。しかし、観光客が訪れる人気エリアでは「観光地価格」に遭遇することも少なくありません。

せっかくの旅行だから美味しいグルメを楽しみたい!でも無駄に高い料金は払いたくない!そう感じることはありませんか?

この記事では、房総半島グルメを賢く楽しむためのスポットを紹介します。

私たち沼探検隊は日々、各地の沼を探検しています。今回ご紹介する房総半島エリアにも「堰(せき)」と呼ばれる溜池が無数にあり、これまでに何度もこの地を訪れてきました。

そんな私たちだからこそ、他の情報とは一味違う独自の視点で、房総半島の食材を活かした美味しいお店、まったり過ごせるカフェやお土産スポットを厳選してお伝えします。

朝食のスタートダッシュ

皆さんは房総半島へ何をしに向かっていますか?
釣り、海水浴、ハイキング、花摘み、味覚狩りなど、何かしらの目的があるはずです。

千葉市内や東京湾アクアラインの渋滞を抜けてやっと房総半島に辿り着いたら、ここからは時間との戦いが始まります。今日一日、限界まで遊び尽くすためには朝の腹ごしらえが必要です。

しかも、サッと食べてサッと出発しなければなりません。午前中の美しい房総半島で朝食に時間を割くのはもったいない。早く遊びたい!

そんなわけで、房総半島での朝食は効率良く楽しめる場所を選ぶことが重要です。

ベーカリーミヤビ 市原SA下り店

房総半島への旅のスタートを切るなら、まずは市原SA下り店にある「ベーカリーミヤビ」で朝食を。ここはデニッシュパンや食パンが有名ですが、おすすめはソーセージパンとカツサンドです。

目の前にはホットドッグ屋さんもありますが、手軽さを求めるならベーカリーミヤビでさっと購入するのが正解。

焼きたてのパンを手に入れたら、自販機でアイスコーヒーを買ってサッと腹ごしらえ。ボリューム的には少し物足りないかもしれませんが、旅の朝食はこれくらいがちょうど良いのです。

時間を無駄にせず、すぐに次の目的地へ向かえる軽快さがこの店の魅力です。

漁協直営食堂 ばんや新館(朝定食)

言わずと知れた有名店「ばんや」は、鋸南町保田漁業協同組合が直営するお食事処です。
この「ばんや新館」では、土日祝日限定で「ばんやの朝定食」を楽しむことができます。

朝定食は7:30から9:00までの間に提供され、刺身盛、焼き魚、納豆、小鉢、生卵、のり、ご飯、味噌汁がセットでなんと1,100円(税込)という驚きの価格です。

「この内容で1,100円は安すぎる」と評判で、朝からしっかり栄養補給したい方にぴったり。また朝食で海鮮を楽しんでしまえば、昼食の組み立てや自由度が一気に広がるメリットもあります。

休日の昼食時には2時間待ちも珍しくない超人気店「ばんや」で、サッと朝食を済ませる裏ワザをキメてから、1日たっぷり遊び尽くしてください。

http://banya-grp.jp/
保田漁協直営の鮮魚食堂「ばんや」へようこそ!南房総の海鮮料理をお楽しみいただけます!東京から車で約90分で味わえる新鮮な海の幸!炭酸泉の「ばんやの湯」、直売コーナー、宿泊も!

とみうらカフェ (TOMIURA CAFE 房総の駅 とみうら)

東関東自動車道館山線の富浦ICを降りてすぐ、朝食をサッと済ませたい方にぴったりなのが「とみうらカフェ」です。

挽きたてのコーヒーの香りが漂う店内では、千葉県産のピーナッツや房州産の牛乳を使ったソフトクリームが人気。店内で焼き上げたこだわりの□ぱん(しかくぱん)で作るアジフライサンドもおすすめとのこと。

とみうらカフェは開店時間が10時と遅めですが、館山に向かう途中にあるため、スケジュールがゆったりしている場合には遅めの朝食にぴったりです。

ただ注意したいのは、房総の駅とみうらには多くの物産店や飲食店が揃っているため、朝食後もついつい長居をして遊ぶ時間を潰してしまいがちです。

ここは心を鬼にしてサッと立ち去り、帰りにもう一度立ち寄ることをおすすめします。

TOMIURA CAFE

館山中村屋 館山バイパス店 なかぱんカフェ

館山中村屋 館山バイパス店の「なかぱんカフェ」は、地元でも観光客にも人気のパン屋で、朝食に最適なスポットです。

朝8:30から営業しており、税込438円で楽しめるモーニングセットは、厚切りトースト、コーヒー、サラダ、ゆで卵が付いてコスパ抜群です。

このお店はイートインコーナーで焼き立てのパンやフードをゆっくり味わえるのが魅力。駐車場が満車になるほどの人気ですが、第2駐車場も用意されています。

創業は大正8年。伝統の製法を守り続け、クリームパンやあんパン、ぶどうパンなど、昔ながらの味わいを楽しめます。

館山 中村屋
創業は大正8年。今も当時の手法で伝統の味を守ることにこだわっている館山駅前のパン屋「中村屋」。

ココス 館山北条海岸店

言わずと知れたあのココスですが、まずこの館山北条海岸店はロケーションが抜群です。目の前に広がる北条海岸を眺めながら食事ができるのは最高すぎます。

ファミレスですので「房総半島ならでは」の食事ではありませんが、「観光地価格が適用されることを防ぐ」効果は抜群です。

特に土日祝日の朝7~10時には朝食バイキング(公式サイト)が実施されているため、朝食なしプランで館山に宿泊されている方や、車中泊や釣りを楽しむ方にとって、非常に便利なスポットです。

また全国で統一された基準で味や品質が管理されている点、車が駐車しやすく、清潔なお手洗いや様々な決済方法が利用できる点もファミレスのメリットです。

房総半島での一日のスタートを絶好のロケーションで賢く切るために、ココス館山北条海岸店をぜひ利用してみてください。

朝食バイキング
※写真はイメージです。季節により内容を変更する場合がございます。

昼食で差をつける

次に、房総半島のおすすめランチスポットをご紹介します。(少し前置きが長くなります)

まず、房総半島全域が観光地価格適用エリアであることを頭に入れておきましょう。ここで賢くランチを楽しむのは、実はかなり難易度が高いのです。

もしすでにマザー牧場のようなレジャー施設に入園している場合、中途半端な軽食でその場をしのぐのではなく、園内のレストランを利用する方が結果的にお得です。

特に、ミールクーポン付きの入園券がお得に販売されていることも多いので、事前にチェックしておくと良いでしょう。

また食事処を探して車を走らせるようなことは避けましょう。房総半島は広大で店舗もまばらです。ランチスポット探しに時間を費やしてしまうと、それだけで日が暮れてしまいます。

さらに、安易に「海鮮」に飛びつくのも避けた方が無難です。房総半島に行ったら誰もが「海鮮」を食べたくなるものですが、それは売り手からすれば観光地価格を適用しやすい状況とも言えます。

このように、房総半島での賢く美味しいランチには高いハードルが存在します。しかし、そのハードルを越え、満足できるランチが味わえるスポットも存在します。

これから紹介するランチスポットは、そんな房総半島での昼食のハードルをしっかりと越えてくれる、賢い選択肢です。

漁協直営食堂 ばんや新館

房総半島のグルメスポットを語る上で、やはり「ばんや」は外せません。週末の昼時ともなれば2時間待ちも当たり前。でも2時間も待ってしまったら、せっかくの旅行も昼食だけで日が暮れてしまいます。

それでも「ばんや」でランチを楽しみたいという方に、とっておきの「裏ワザ」をお教えしましょう。それが、朝食の部でもご紹介した「ばんや新館」です。

新館は本館と比べ少人数のスタッフで運営されているため、メニューの数は限られています。しかしその分だけ混雑が少なく、ゆったりとした雰囲気の中で食事が楽しめます。

そして何より、味は本館と全く変わりません。

ばんや新館と本館の違い

おすすめは「アジフライ定食(1,400円)」で、ご飯は大盛りも可能。飾らない雰囲気の中、尾っぽがピーンと立った新鮮なアジが3尾も登場します。

アジの身は青臭さが全くなく、ふわふわと柔らかい食感。衣はサクサクで、一口かぶりつけば周囲にまで轟くほどのザクり音がするほど。

そしてアジの尾っぽまで食べられるのもポイントです。海苔の味噌汁は磯の香りを存分に楽しむことができます。

もう一品、「特選ちらし(2,400円)」も見逃せません。大きな朱色のお椀に、色とりどりの新鮮なお刺身が豪華に盛り付けられています。一切れ一切れが大きく、口の中に旨みが広がる贅沢な一品です。

目でも舌でも楽しめるメニューで、アジフライ定食に比べると圧倒的に「映えて」いますが、マグロやサーモン、イクラなどは房総半島の名産とは言い難いため、割高になっている可能性もあります。

本記事の趣旨は「房総半島ならではの食材を賢く味わう!」なので、断然アジフライ定食がおすすめです。

並ぶことなく房総半島の新鮮な味を賢く楽しむなら、ぜひ「ばんや新館」でアジフライ定食を食べてみてください。

クマ子隊員
クマ子隊員

そんなにアジフライ推しなのに、なんでこの記事のサムネ「特選ちらし」にしたんですか?

クマゴロ隊長
クマゴロ隊長

そりゃあ映えるからだよ。
それに普通に美味しいし。

http://banya-grp.jp/
保田漁協ばんや新館のご紹介。大屋根の広々としたつくりで、ゆったりとばんやならではの本格的海鮮料理の数々をご堪能いただけます。席数は210席をご用意。団体様、バス旅行、ご家族のお食事と御予約でお得なコース料理をお楽しみください。

カズサの郷 愛彩畑

「カズサの郷 愛彩畑」は、地元で採れた新鮮な野菜を楽しむことができる複合施設です。

施設内の直売所では採れたての野菜を購入できるだけでなく、地元の旬の食材をふんだんに使用したメニューが味わえるグルメエリアがあることも魅力の一つ。

地元の新鮮な野菜を使ったオリジナルラーメンが楽しめる「らーめん愛彩流」や、ピッツァを提供する「PIZZA KURURI」では、房総半島ならではの食材をお手軽に楽しむことができます。

さらに、時間がない場合でもテイクアウトできる軽食やスイーツが充実しており、全体的にお手頃価格で利用できるのも嬉しいポイントです。

亀の家 三愛

房総半島最南端に位置する磯料理のお店「亀の家 三愛」。野島崎灯台のすぐ前にあり、野島崎公園ロータリーの一番海側に位置するため、野島漁港の景色を眺めながら食事できることが特徴です。

このお店の一押しメニューは、何と言ってもアジフライ。注文を受けてから丁寧に揚げられるので肉厚ふわふわ、そして熱々。アジがこれほどまでに美味しい魚だったのか!と驚愕するはずです。

また手作りのタルタルソースが絶妙にマッチし、香ばしいアジフライの香りとタルタルソースの酸味、そして揚げたての熱気が鼻を抜ける瞬間は、まさに至福のひとときです。

口コミでも「ここのアジフライが一番美味しい」という声が多く、実際に食べてみればその味に納得できるはずです。

価格帯はやや高めに感じるかもしれませんが、房総半島最南端の絶景と新鮮な魚料理を楽しめることを考えれば、リピートしたくなること間違いなしです。

ワカバ

九十九里エリアにある「ワカバ」は、知る人ぞ知る穴場のランチスポットです。このエリアは、名産であるのハマグリの貝焼きなどを売りにする大きな店が多いのですが、観光地価格が避けられません。

一方で「ワカバ」は控えめな佇まいながらも、一級品の料理が味わえます。

ご夫婦二人で切り盛りされているため料理が出てくるのは少しゆっくりめですが、丁寧に調理されたフライやなめろうがじっくり楽しめます。

このお店名物の特大エビフライや拳大カキフライは満足感たっぷりで、食べ方に迷っていると女将さんが親切に教えてくれます。

まるで田舎のお爺ちゃんお婆ちゃんの家でご飯を食べているような、ホッコリした気分になります。

時期になれば目の前の浜でハマグリの潮干狩りができるからまた来てね、と言われたものの、実はその後コロナ禍などで訪問できていません。最新情報はGoogleマップなどで確認してみてください。

お食事処 舫(もやい)

鴨川と保田を結ぶ長狭街道沿いにある「お食事処 舫(もやい)」は、房総半島の隠れた名店として、実は最近Googleマップで見つけたランチスポットです。

口コミによると手作りの定食が1,000円前後で楽しめるという、房総半島ではかなり良心的な価格設定のお店です。

特に評判なのは、房総半島ならではのアジフライ。口コミでは「大きくて肉厚、サクサクの衣にフワっとした身が絶品」との声が多く、さらにエビフライやカキフライがセットになったミックスフライ定食も人気だとか。

先日のチバニアン取材(気になる方は以下の記事をご覧ください)の際に立ち寄る予定でしたが、予定が狂い無念の通過。しかし、次回訪問時には詳細情報を更新する予定です。

チバニアンとは?地球の歴史を巡る旅とビジターセンター完全ガイド:2024年版
チバニアンの地質学的意義とビジターセンター情報を詳しく解説。訪問前に知るべきポイントを網羅。

高滝ダム記念館 レストラン

高滝ダム記念館内にあるこのレストランは、地元の房総もち豚を使った定食がリーズナブルに楽しめるスポットです。

特に市原養老産の豚ロース肉を使用した「ロースとんかつ定食」や「ポークしょうが焼き定食」、「ロースカツ丼」がすべて1,000円以下で提供されており、コスパ抜群です。

また、ダムならではの「高滝ダムカレー」も頂けます。

レストランの営業は午前11時から午後3時までと短めなので注意が必要。駐車場を完備しており、20台分の駐車スペースと大型車や身障者用スペースも用意されています。

こちらも私たちはまだ訪問できていないのですが、口コミを見て頂ければ名店であることが分かると思います。

ODOYA

ODOYAは房総半島を中心に展開するスーパーマーケットです。

旅先で「なんでスーパーに入るんだ?」と思うかもしれませんが、この記事の目的は「房総半島で賢く美味しいグルメを楽しむ方法」をお伝えすることです。

よく考えてみてください。観光地価格とは、地元民が観光客向けに設定する価格のことです。つまり、地元民が利用する場所へ行けば、観光地価格を避けることができるというわけです。

ローカルスーパーマーケットであるODOYAは、地産地消をしっかりと推進しており、地元の食材を地元価格で提供しています。

取組み | ODOYA
おどやは、生鮮食品の品質・鮮度・品揃の向上に日々取り組んでいます。その仕組みの一部をご紹介します。その1、「地魚/鮮度の良い地魚を販売しています」。その2、「産直果物/全国の名産地から直接仕入れています」。その3、「美味しさ/お客様に美味し...

お惣菜やお弁当を買って景色の良い場所で食べるも良し、BBQの食材を地元価格で現地調達するも良し。またペットボトル飲料やお菓子をコンビニよりも安く手に入れることもできます。

旅先でスーパーマーケットに入ってはいけない、なんてルールはありません。どんどん活用して、賢く旅を楽しみましょう。

リラックスタイムと特別な場所

房総半島を訪れる方の多くは、日常の雑踏やストレスから解放されるために、東京近郊からの日帰り小旅行で訪れることが多いのではないでしょうか。

ランチで美味しい海鮮を楽しみ、午後になって少し陽が傾き始めると朝のハイテンションが少しずつ落ち着いてくる、そんな経験はありませんか?

特に行き先が決まっていない房総半島での午後のひととき。もし時間を持て余してしまったら、ちょっと良いカフェに立ち寄ることをおすすめします。

房総半島は豊かな自然に囲まれており、その中には素敵なカフェが数多く点在しています。

そんなカフェで、美味しいコーヒーとスイーツを楽しみながら、何もしない贅沢を味わってみてください。自然の中でゆっくりと過ごす時間は、心も体も癒してくれるでしょう。

これこそが最も贅沢な時間の過ごし方だと気づくはずです。房総半島は、そんな贅沢なひとときを手軽に実現してくれる場所なのです。

カフェグローブ

カフェグローブは、東京湾観音の山麓に静かに佇む隠れ家カフェです。緑豊かな庭に囲まれ、自然と一体化した落ち着いた空間が広がっています。

木々に囲まれたテラス席では鳥のさえずりや風に揺れる木々の音を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

カフェの内装は温かみのあるデザインで、どの席からも美しい庭の緑を眺められるように設計されています。

スイーツは、素材の味を活かした上品な甘さが特徴。コーヒーはこだわりの豆を注文後に丁寧に抽出するため、少し時間がかかります。しかしその味わい深さは格別。スイーツとの相性も抜群です。

カフェグローブは日常の喧騒を忘れてリラックスできる、まさに心のオアシス。訪れるたびに心が癒され、特別なひと時を過ごせる場所です。

Cafe GROVE (カフェ グローブ)
富津市「亀田の森」のカフェ。自然を満喫する空間でスペシャリティーコーヒーとスイーツをどうぞ。田舎の田園風景を進むと、木々に囲まれ、すぐそばには川が流れ、少し歩けば綺麗な海岸もあるCafe GROVEがあります。

このいかふぇ

「このいかふぇ」は、チバニアンから車でわずか3分の場所にある静かな古民家カフェです。

1年半かけてセルフリノベーションされた店内は、現代美術の作品が数多く展示されており、芸術的な空間が広がっています。

このカフェに足を踏み入れると、まるで時間が止まったかのような感覚に包まれます。他のお客さんがいても不思議と無音の静けさが漂い、心が落ち着きます。

夏には大きな窓から差し込む日差しと青々とした山々の景色が広がり、秋には色づく山々をテラスから眺める。四季折々の風景を楽しみながら、ここで過ごす時間はまさに贅沢なひとときです。

美味しいコーヒーやスイーツ、こだわりの料理を静かな雰囲気の中で味わえます。
駐車場は8台分完備されているので、車での訪問も安心です。

テラス プサラス

新舞子海水浴場の目の前に位置する「テラスプサラス」は、広大な海を眺めながらのんびりとした時間を過ごせる癒しのスポットです。

テラスからの景色はまさに絶景で、海を見ながらの食事は心身ともにリフレッシュさせてくれます。店の目の前には無料駐車場があるので、海と愛車を眺めながら贅沢なひとときを楽しむなんてことも。

オーナーがとてもフレンドリーで、訪れる人々と気さくに会話を楽しんでくれる温かい雰囲気が魅力の一つです。

お店の場所は少しわかりにくく、カーナビでも迷いやすい細い道を進む必要がありますが、その分、隠れ家的な特別感があります。

ペット同伴も可能なテラスでピザやノンアルビールを楽しみながら、ただ海を眺めて過ごすひとときは、まさに優雅そのもの。夕陽が美しいと評判なので、次回はぜひ夕方に訪れてみたいスポットです。

夕食は安心の選択肢

1日たっぷり遊んですっかり日が暮れたと思ったら、もう夕食の時間。しかし、房総半島ではお店がほとんど閉まっていることに気づくでしょう。そう、房総半島の夜は早いのです。

ここを訪れる観光客の多くは宿泊先で夕食を取るか、(車で来ている)日帰り観光客の多くはアルコールを飲まないため利益率が低く、飲食店にとってディナー営業のメリットが少ないのです。

それでも高速道路が渋滞しているときなどは、夕食を済ませてオフピークで帰りたいもの。そんなときは明日からまた都会生活に戻るためのリハビリを兼ねて、手堅く安心できる選択肢を取りましょう。

イオン

言わずと知れた、みんな大好き全国民の味方イオン。

房総半島には(富津・木更津エリアを除くと)イオン鴨川店とイオン館山店の2箇所があります。鴨川店は23時まで、館山店は22時まで営業しており、どちらも夜遅くまで営業している頼もしい存在です。

イオン鴨川店 | お買物情報やお得なチラシなど
「イオン鴨川店」の営業時間やアクセスマップなどの店舗情報やチラシ、キャンペーン、イベント、セール情報などおすすめ情報を掲載しています。
イオン館山店 | お買物情報やお得なチラシなど
「イオン館山店」の営業時間やアクセスマップなどの店舗情報やチラシ、キャンペーン、イベント、セール情報などおすすめ情報を掲載しています。

日本全国、イオンに行けば殆どの問題は解決します。特に18時を過ぎると、房総半島では食事やお土産の調達が難しくなりますが、イオンならその心配は無用です。

食事はもちろん、週明けに会社や学校で配るためのお土産も手に入ります。さらにクレジットカードや電子決済が利用でき、WAONポイントも貯まります。

もう意地を張らずに、さっさとイオンに向かいましょう。イオンなら、房総半島での旅が最後までスムーズに進むはずです。

ファミレス

「イオンに続いてファミレスかよ!」と思った方、房総半島の現実を甘く見てはいけません。特に18時以降の房総半島では、食事場所が限られてしまうことを覚悟してください。

房総半島の南部地域では、ファミレスは鴨川エリアと館山エリアに数店舗、さらに勝浦と金谷港にそれぞれ1店舗あるのみです。しかも、深夜営業を行っている店舗はかなり限られます。

そのため、夜遅くまで遊んだ後に食事をしたいと思っても、選択肢が非常に限られてしまうのです。車内でコンビニ弁当を食べる羽目になりたくないなら、早めにファミレスに入りましょう。

はま寿司 館山八幡店

房総半島を訪れたからには、最後の最後まで海鮮を楽しみたい!という方におすすめしたいのが「はま寿司 館山八幡店(店舗詳細サイト)」です。

確かにどこにでもある「はま寿司」なんですが、この店舗には特別な魅力があります。その魅力とは、なんと「は」が鳥居の中に祀られている?というパワースポットであることです。

はま寿司 館山八幡店

実は、お隣にある鶴谷八幡宮の参道が「はま寿司」へ一直線に伸びているため、このような構図が生まれています。

店名の由来ともなっている鶴谷八幡宮のご利益を感じながら食事を楽しめるなんて、他の「はま寿司」とは一味違う特別感がありますね。

「はま寿司 館山八幡店」は夜遅くまで営業しているので、旅の締めくくりにも最適です。房総半島の旅の終わりに、ちょっとしたご利益を感じつつ、ハマってみてはいかがでしょうか?

TOP|はま寿司|回転寿司
「はま寿司」のオフィシャルサイトです。一皿一皿を最高の品質で提供することをモットーに、はま寿司のこだわりや多種多様なメニュー、店舗情報を掲載しています。新鮮で美味しいお寿司はぜひはま寿司で!

白浜軒 PASAR幕張(上り)

千葉の三大ご当地ラーメンをご存知ですか?「勝浦タンタンメン」「竹岡式ラーメン」「アリランラーメン」がその名に挙がります。

房総半島エリアにもこれらの名店が数多く存在しますが、旅行中に立ち寄るのは少しハードルが高いと感じる方もいるでしょう。

同行者が海鮮を食べたがっている、辛いラーメンが敬遠されがち、アクセスや駐車場の問題、さらには店舗の行列など、理由はさまざまです。

そんなとき、帰りのサービスエリアでしれっとラーメンを楽しむのはいかがでしょうか?

PASAR幕張(上り)にある白浜軒では、千葉県のご当地ラーメン「竹岡式ラーメン」を手軽に味わえます。

房総半島を抜けた後なら同行者の合意も得やすいかもしれません。私たちは房総半島からの帰り道、ついつい立ち寄ってしまうお店です。

お味はぜひご自身でお確かめください。

まとめ

房総半島には、新鮮な海の幸や豊かな自然が育む地元の食材を楽しめるスポットが数多くあります。しかし、観光地価格に悩まされることも少なくありません。

せっかくの旅行、できるだけ賢く、美味しく満足できる食事を楽しみたいですよね。
今回ご紹介したグルメスポットは、そんなニーズに応えるための厳選された場所です。

地元の食材を活かしたお店や観光地価格を避けながらも美味しい料理を楽しめるスポットで、房総半島の魅力を存分に味わってください。

房総半島の美しい景色と共に、心も体も満たされるひとときを過ごしていただければ幸いです。
次の旅の際には、ぜひこのガイドを参考に賢く充実した食事を楽しんでください。

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