足立区役所には、東京23区の区役所としては珍しく4箇所もの食堂やカフェが存在します。
しかし、なぜ一つの区役所にこれほど多くの食堂があるのでしょうか?また、それぞれの食堂はどのような特徴を持ち、どんなメニューが楽しめるのでしょうか。
この記事では足立区役所内の食堂の魅力を徹底解説し、その背景にある足立区の食文化や歴史についても触れていきます。
これを読むことで、足立区役所での食事がどれほど特別な体験であるかを知り、訪問時に最適な食堂選びができるようになります。
また足立区役所周辺のランチスポットやアクセス情報も網羅しているので、足立区役所での食事計画が立てやすくなるはずです。
足立区役所の食堂がすごい!:足立区は東京の野菜カゴ?
足立区役所には、東京23区内の庁舎としては珍しく4つの食堂があります。ここではその理由を足立区の歴史や食文化とともにひも解き、足立区の文化や多様なニーズに対応した背景を紹介します。
足立区の歴史と豊かな食文化
かつて、東北出身の某有名お笑いコンビが足立区を「東北に一番近い東京」と表現して笑いを取っていたことがありました。これはユーモアを交えたものですが、実はさほど誇張でもありません。
江戸時代、北千住エリアを除く足立区の大部分は田畑が広がる穀倉地帯で、多くの川や運河が流れる地形を活かし、水運を通じて江戸の街(都心)へ豊富な食料を供給する役割を果たしていました。
なので当時は「江戸の野菜カゴ」などと呼ばれていた?かもしれません。それくらい足立区は「食」と深く結びついた地域なのです。
近年、足立区は学校給食や地元食材を活用した「食育」にも力を入れており、その結果「足立区の学校給食は日本一美味しい!」という評判も割と一般的になってきた印象があります。
それくらい、足立区民にとって「食べること」は「文化」そのものだったと言えるでしょう。
足立区の給食が美味しいなんて聞いたことない!って人はこちらをご覧ください。
なぜ区役所に4つも食堂があるのか?
足立区民の「食」への情熱が生んだ4つの食堂
足立区役所内には、一般の方も利用できる食堂が4箇所(カフェ含む)あります。このような充実した飲食施設を備える行政庁舎は、非常に珍しいと言えるでしょう。
通常、行政庁舎は住民サービスのために運営されるため、「住民が不要だと考える施設」にはスペースを割り当てにくいのが一般的です。
極端な話、職員が昼食をとるための食堂だったとしても、住民が「そんなもの不要だ」と考えれば維持が困難になるケースがあるほどです。
しかしそこは食べることに情熱的な足立区民。職員さんにもモリモリ食べて欲しいし、区役所内に食堂があるなら自分たちも利用したい!もっと作って!という発想になります。
最近は庁舎建て替えに伴って職員食堂が廃止され、一般利用できるオシャレなお店1件とコンビニが入居する行政が多いので、足立区はかなり独自路線を突き進んでいます。
お隣の八潮市役所もオシャレなカフェレストラン1件とコンビニ1件でしたよね。
足立区役所は「食」のテーマパーク!
足立区役所はそんな食べ盛りの区民の期待に応えるため、庁舎内にさまざまな飲食スペースを設置しています。
最も注目すべきは、なんと区長室よりも高い最上階(14F)にある展望レストラン。そこでは、平均海抜4mという平べったい足立区の絶景を楽しみながら、美味しい食事が味わえます。
さらに、高齢者の区民が多く訪れる区民部受付前には、静かにゆったり過ごせる喫茶室を設置。また中央ロビーには、気軽に立ち寄れるオープンスタイルのカフェスペースも用意されています。
そして、区職員が利用する昔ながらの地下食堂も一般開放されており、多くの区民が「足立区メシ」を堪能する姿が見られます。まさに、足立区役所は食のテーマパークといえる場所です。
この記事を執筆するにあたっては、私たちも足立区役所の4店舗を実際に食べ歩きし、足立区役所グルメを存分に楽しんできました!
東京23区内でも区役所内で食べ歩きができるのは、恐らく足立区役所だけでしょう。
平日なら4店舗、土日でも2店舗で食べ歩きができます!
足立区役所の食堂がすごい!:区役所内の全食堂を徹底解説
それでは、「食」のテーマパーク足立区役所内にある4箇所の食堂をご紹介しようと思います。それぞれが個性豊かで、多様なメニューを楽しむことができます。
食堂ソラノシタ
お店の特徴
食堂ソラノシタは足立区役所の最上階に位置し、窓からの眺望が素晴らしいと評判の食堂です。
広々とした店内には自然光がたっぷり差し込み、明るく開放的な雰囲気で、区役所内にいることを忘れさせてくれるような空間が広がっています。
特に昼下がりには、遠く富士山の姿を望めることもあり、ちょっとした贅沢気分を味わえます。なお、ここは平日の夜間や土日も営業しており、ディナータイムにお酒を楽しむことも可能です。
足立区カップルがここでプロポーズをして結婚する、そんなロマンチックなシーンをイメージしつつ出生率を上げるための区の政策なのか?とにかく魅力的で便利なスポットと言えるでしょう。
おすすめメニューと価格
「食堂ソラノシタ」では、地元の食材をふんだんに活かした多彩なメニューが楽しめます。
特に人気なのが日替わり豆皿定食(税込1,408円)で、メイン料理とお刺身に小鉢が5種も付くなど、ヘルシーかつ栄養バランスの取れた品々が揃っています。
さらに特筆すべきは、足立区が誇る「日本一美味しい」と話題の給食をここで味わえる点です。
足立区で不動の人気を誇る給食メニュー「エビクリームライス」や、日替わりの給食メニューを選ぶことができ、自分が子どもの頃に食べていた給食との違いを体験できるのも魅力の一つです。
実食!本日の給食
今回いただいたのは「本日の給食(税込858円)」。本日のメニューは「レバーの変わり揚げ」という、レバーをカレー風味で揚げた一品でした。
正直なところ私はレバーがあまり得意ではないのですが、店員さんが熱心におすすめしてくれたので思い切って注文してみました。そして登場したのがこちら!(アルミ皿ではないんですね笑←昭和)
…お、大きい、、(苦手なので)。苦手な食材がボリュームたっぷりだと少し気後れしてしまいますが、子どもの頃、給食で好き嫌いに挑戦していた感覚を思い出し、これぞ給食と気分を切り替えました。
実際に食べてみると、カレー風味の味付けが絶妙で、レバーが苦手なオジサンや子どもでも美味しく食べられる工夫がされていることに感動しました。
さらにサラダや味噌汁、小鉢などの副菜もどれも丁寧に作られていて、「給食レシピ」とは思えないほどのクオリティ、これでこのお値段はさすが給食です!
なお、このメニューは東綾瀬小学校の給食メニューを再現したもので、足立区の公式サイトでも紹介されています。
利用しやすい時間帯
かなりの人気店でランチタイムには行列ができることもしばしば。比較的利用しやすいのは14時以降の時間帯ですが、それでも混雑が予想されるため、可能であれば事前予約をおすすめします。
支払い方法
現金、クレジットカード、PayPay
足立区役所北館地下食堂
お店の特徴
北館の地下に位置するこの食堂は、職員食堂ならでは質素さが特徴。役所の地下という独特な雰囲気の中、最近ではあまり見かけなくなってしまった「ザ・社食スタイル」の職員食堂です。
足立産の野菜を食べよう!と書かれたポスターも、一般客向けではなく職員の健康を気遣っての業務連絡的な何かです。
足立区の地元野菜をふんだんに使ったメニューが提供され、定食やラーメン、カレーなどが並びます。メニューが売り切れると、職員さんが手際よくメニュー表を裏返す姿が微笑ましく、この食堂のエモさを際立たせています。
おすすめメニューと価格
北館地下食堂の魅力は、まさに「職員食堂」ならではのアナログ感と温かみです。価格帯は駅そばレベルでリーズナブルながらも、地元・足立区産の新鮮野菜を使ったメニューが並んでいます。
人気の日替わり定食は早めの時間に売り切れてしまうため、ピークタイムを過ぎるとメニュー表が次々と裏返されていきます。この様子は、職員食堂特有のホッコリとした雰囲気を際立たせています。
実食!日替わりそば
この日は13時半過ぎに訪れたため、ほとんどのメニューが売り切れ。かろうじて残っていた日替りそばを頂くことにしました。なお、この日のメニューは「豚汁そば(480円)」。
お味については正直写真が語る通りですが、それ以上にこのノスタルジックな雰囲気の中で食事できる喜びの方が勝ってしまい、結果的に満足感で満たされます。
食券を購入し、トレーを手にカウンターで配膳してもらう。給水機で水を汲んで席に座り、無心にそばを啜る。その一連の動作が、かつて当たり前だった日常の風景を思い出させます。
しかし最近では、こんな食事スタイルも貴重な体験として胸に響くことに少し戸惑いながら、そばをいただきました。
以前訪れた際には、「ラーメン+カレーセット」を注文。社食といえば、やはり「ラーメン+カレーセット」でしょう。
正直、美味くはないんですけどね。でもなぜか美味いんですよ、これが。平日にふと時間ができた際には、ついつい足を運んでしまう、そんな秘密の隠れ家。それが「北館地下食堂」です。
利用しやすい時間帯
当然ですが、12時〜13時は職員さんたちのお昼休憩のため非常に混雑します。
この時間帯を避けるのはもちろんですが、ここは職員食堂ですので職員さんたちが楽しみにしている人気メニューをお昼前に奪ってしまうのは、個人的には控えたいところです。
利用する際は職員さんたちの時間を優先しつつ、混雑を避けた時間帯を選びましょう。
支払い方法
現金のみ(両替はカウンターで対応可)
- 足立区役所北館地下食堂
- 場所:足立区役所 北館地下1階
電話:03-3880-5111
営業:平日ランチタイムのみ
予算:1〜1,000円/1人あたり
茶房ゆうあい
お店の特徴
茶房ゆうあいは、足立区役所北館2階に位置する喫茶店です。国民健康保険や年金関連窓口のすぐ正面にあり、一見すると「なぜここに?」と思わせるような独特の立地が印象的です。
店内は温かみのある喫茶店らしい落ち着いた雰囲気で、手続きの待ち時間が長くなった場合でも、ゆっくりと時間を過ごせる空間となっています。
また聴覚障害のある方でも働きやすい環境を目指し、オーダーは紙に書いて渡すスタイルが採用されていますが、丁寧で親しみやすい接客が特徴で、安心してくつろげるのも魅力の一つです。
おすすめメニューと価格
メニューはシンプルで、食事のセットメニューが800円(単品600円)、ケーキセットが600円(単品450円)と非常にリーズナブルです。
またテイクアウトにも対応しており、手作りパンなども販売されています。昼時には職員の方々が次々と訪れ、すぐに売り切れてしまうとのこと。この日も13時を過ぎた時点でほとんど完売状態でした。
実食!メキシカンジャンバラヤ
今回いただいたのは「メキシカンジャンバラヤ」。コーヒー、スープ、デザートがセットで税込800円と、とてもリーズナブルな価格です。
見た目は王道のカフェ飯スタイルで、どこかノスタルジックな雰囲気が気分を盛り上げてくれます。
ジャンバラヤのお味は、デニーズのものほど香辛料が強くなく、優しい味わい。それでも後からピリッとしたスパイシーさが感じられ、食欲をそそる仕上がりです。
丁寧にフライパンで炒められており、足立区役所内で味わうメキシコの雰囲気と、どこか家庭的なチャーハンの趣が絶妙にマッチしていて、思わず「これ好き!」と言いたくなるお味でした。
この日のスープはワカメスープ、デザートはカルピス風味のゼリーにフルーツを添えた一品で、ピリリと刺激的なジャンバラヤの後に、味覚を整えてくれる優しいデザートタイムを楽しめました。
区役所での手続きがちょっと気が重い日でも、このお店での食事を考えれば少し心が軽くなるような、そんな癒やしのカフェ飯でした。
利用しやすい時間帯
店内は決して広くはありませんが、平日ランチタイムのみの営業のため、12~13時のお昼休み時間帯は混雑が予想されます。
一方で13時を過ぎると混雑が解消され、閉店まで静かにくつろげるのがこのお店の魅力です。
支払い方法
現金のみ
- 茶房ゆうあい
- 場所:足立区役所 北館2階
電話:03-3880-5525
営業:平日ランチタイムのみ
予算:1〜1,000円/1人あたり
アトリウムカフェ ソラノシタ
お店の特徴
中央館1階に位置する開放的な雰囲気のカフェコーナーで、吹き抜けのアトリウムに面しており、明るい日差しが差し込む空間は、区役所らしからぬ洗練されたデザインで訪れる人々を和ませます。
ドリンクメニューと共にスイーツなども楽しめるため、待ち合わせやちょっとした休憩にも最適です。区役所で手軽にほっと一息つけるスポットとして親しまれています。
おすすめメニューと価格
こちらでは主にドリンクメニューが充実しており、コーヒーは280円と非常にリーズナブル。さらに、コーヒーのお供として楽しめる洋菓子やプリンも販売されており、小腹を満たしにぴったりです。
また当日10時までの予約が必要ですが、お弁当の販売も行っているため、イベントやワークショップなどで区役所に長い時間滞在する場合にはとても便利です。
実食!?アイスコーヒー
この日は既に足立区役所内の3店舗でしっかりお食事を堪能しており、お腹はもう限界寸前。そこで、アイスコーヒーを選んで美味しくいただきました。
利用しやすい時間帯
ここは足立区役所内でも特に人通りの多い中央館1階に位置しており、1日を通して多くの利用者で賑わっています。
カフェ前のスペースは無料休憩エリアとなっているため、利用の際は譲り合いの心遣いを大切にしましょう。
支払い方法
現金、PayPay
- アトリウムカフェ ソラノシタ(SNS)
- 場所:足立区役所 中央館1階
電話:03-5845-9013
営業:土日・平日夜間営業あり
予算:1〜1,000円/1人あたり
足立区役所の食堂がすごい!:足立区役所周辺のランチスポット
足立区役所内には4箇所の食堂がありますが、お昼時にはどこも混み合いがちです。そんなときは、区役所周辺の飲食店も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
ここでは、足立区役所近辺で楽しめるおすすめのランチスポットをご紹介します。
足立区役所周辺のランチスポット
足立区役所から徒歩5分以内で行けるランチスポットを厳選してご紹介します。ランチ後もすぐに区役所へ戻らなければならない方にぴったりな、アクセスが便利なお店ばかりです。
- 中華市場 悟空
- 住所:足立区中央本町1丁目19-1-88
種類:中華料理店
評価:⭐️⭐️⭐️(評価3.8)
予算:1〜1,000円
- ラーメン翔太
- 住所:足立区梅島1丁目26-19
種類:ラーメン屋
評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(評価4.2)
予算:1〜1,000円
- 香菇王 コウコオウ
- 住所:足立区中央本町4丁目11-29
種類:中華料理店
評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(評価4.2)
予算:1〜1,000円
- デニーズ梅島店(公式HP)
- 住所:足立区中央本町1丁目12-7
種類:ファミリーレストラン
評価:⭐️⭐️⭐️(評価3.6)
予算:1,000〜2,000円
- 吉野家 4号線梅島店(公式HP)
- 住所:足立区中央本町1丁目12-2
種類:牛丼屋
評価:⭐️⭐️⭐️(評価3.3)
予算:1〜1,000円
- シッダババ
- 住所:足立区中央本町1丁目11-3
種類:インド料理店
評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(評価4.2)
予算:1,000〜2,000円
- 寿し処 一扇
- 住所:足立区中央本町4丁目12-9
種類:寿司店
評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(評価4.2)
予算:1〜1,000円
- 萬龍軒
- 住所:足立区中央本町4丁目12-12
種類:中華料理店
評価:⭐️⭐️⭐️(評価3.7)
予算:1〜1,000円
- 味ごよみ三岩
- 住所:足立区中央本町4丁目5-14
種類:和食店
評価:⭐️⭐️⭐️(評価3.7)
予算:1〜1,000円
最寄り駅「梅島駅」周辺のランチスポット
意外と知られていませんが、足立区役所の最寄り駅は東武伊勢崎線「梅島駅」です。
これから足立区役所へ向かう方や、用事を終えて駅前でランチを楽しみたい方に向けて、駅周辺のおすすめランチスポットをご紹介します。
- 盛香園
- 住所:足立区梅田8丁目3-13
種類:中華料理店
評価:⭐️⭐️⭐️(評価3.7)
予算:1〜1,000円/1人あたり
- ふうりゅう 梅島本店
- 住所:東京都足立区梅田8丁目3-11
種類:ラーメン屋
評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(評価4.1)
予算:1,000〜2,000円/1人あたり
- 珍來総本店直営 梅島店
- 住所:足立区梅田7丁目34-13
種類:中華料理店
評価:⭐️⭐️⭐️(評価3.)
予算:1〜1,000円/1人あたり
- 上海亭 梅島支店
- 住所:足立区梅島1丁目14-9
種類:上海料理店
評価:⭐️⭐️⭐️(評価3.6)
予算:1〜1,000円/1人あたり
- 日東飯店(参考URL)
- 住所:足立区梅島1丁目13-5
種類:中華料理店
評価:⭐️⭐️⭐️(評価3.9)
予算:1〜1,000円/1人あたり
な、なんか中華料理とラーメンばっかりですね、、梅島。。
梅島はなぜか中華料理店が密集してるんだ。ちなみに沼探のお気に入りラーメンは「日東飯店」。ここのラーメンは定期的に食べたくなっちゃうんだよね。
足立区役所の食堂がすごい!:アクセス情報
足立区役所の所在地
今回ご紹介した足立区役所内の食堂4箇所は、当然ですが全て足立区役所内にあります。
足立区役所の所在地は次の通りです。
- 足立区役所(公式HP)
- 住所:足立区中央本町一丁目17番1号
電話:03-3880-5111
開庁:土曜日・日曜日・祝日を除く、午前8時30分から午後5時まで
公共交通機関でのアクセス
電車を利用する場合
電車を利用する場合には、東武伊勢崎線「梅島駅」または「五反野駅」から徒歩圏内です。
- 梅島駅から
- 所要:徒歩12分(800m)
環境:静かな住宅街で歩きやすい
説明:梅島駅改札を出たら右側へ、住宅街を抜けて国道4号線へ。
- 五反野駅から
- 所要:徒歩19分(1.4km)
環境:高架下と国道沿いで歩きやすい
説明:五反野駅を出たらマクドナルド脇の高架下を進み、国道4号線へ。
バスを利用する場合
足立区役所は国道4号線に面し、敷地内にはバスロータリーが整備されているため、多くのバス路線が乗り入れています。そのため近隣の鉄道駅からバスを利用してアクセスすることが容易です。
バスを利用したアクセスについては、以下の足立区役所サイトを参照してください。
ただし少し意外なポイントとして、つくばエクスプレスと足立区役所のアクセス相性はあまり良くありません。
北千住以外の区内のつくばエクスプレス駅(六町駅・青井駅)から足立区役所行きのバス路線は運行されていないため、利用の際には別ルートを検討する必要があります。
車でのアクセス
今回ご紹介した足立区役所内の食堂に車でアクセスする際は、足立区役所の敷地内にある駐車場を利用するのが便利です。駐車場は施設に隣接しており、車で訪れる場合には最適な選択肢となります。
ただし、この駐車場は特に平日の昼間に混雑することが多く、満車になるケースもしばしば見受けられます。
この日も駐車場はほぼ満車状態で、タイミングによっては待ち時間が発生することもありました。そのため、可能であれば公共交通機関を利用することをおすすめします。
まとめ
足立区役所は単なる区役所にとどまらず、「東京の野菜カゴ」としての歴史や文化を体現する、特別な場所です。
庁舎内に4つもの食堂を備えるのは、足立区ならではの「食べること」への情熱があるからこそ。その背景には、区民の健康や地域の食文化を大切にする姿勢が垣間見えます。
今回ご紹介した食堂やカフェはそれぞれが個性にあふれ、区役所訪問者だけでなく地元の方々にも親しまれています。
ランチやちょっとした休憩にぴったりの場所ばかりで、足立区役所が「食」のテーマパークと言われる所以を感じられるでしょう。
ぜひ、足立区役所に訪れた際は区内の食文化や温かみを感じながら、モリモリ食べて元気をもらってくださいね!
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