日本語を話しているだけなのに、なぜか外国人が不思議そうな顔をしている…。そんな経験はありませんか? 実は、日本語の発音が英語のフレーズに空耳しやすいことが原因かもしれません。
この記事では、日本語を話しているだけで外国人に違う意味で伝わってしまう空耳フレーズを紹介します。
日常会話での何気ない一言や、食べ物に関するフレーズ、さらには注意が必要なフレーズまで、思わず笑ってしまう例をまとめました。
これを読めば、外国人との会話で予想外の誤解を防げるだけでなく、会話のネタとしても使えます。旅行先や国際交流の場で話題作りに困ったとき、ぜひ活用してみてください!
⚠️ 注意 ⚠️
この記事は、日本人の発音による “空耳英語” を楽しむコメディ記事です。 実際に外国人がこのように聞こえるとは限らないので、あくまでジョークとしてお楽しみください!
日常会話系の空耳英語フレーズ
日常会話でふと口にした言葉が、思わぬ英語に聞こえてしまうことも。
何気ない一言が外国人に誤解を与えたり、妙な返答をされてしまうこともあるので要注意です。ここでは日本語の発音のクセが生む、笑える空耳フレーズをご紹介します!
掘った芋いじるな
発音:掘った芋いじるな。
着音:What time is it now?(いま何時?)

解説
日本人が英語を話すときの発音の特徴を利用した空耳フレーズの代表例。
英語圏の人に向かって「ホッタイモ イジルナ!」と言うと、まるで時間を尋ねているように聞こえるため、冗談として使われることがあります。
歯磨いたか?
発音:歯磨いたか?
着音:How many tacos?(タコス何個?)

解説
日本人は「歯磨いたか?」と聞いて、相手を寝かせようとしているのに、英語圏の人には「タコス何個?」 と聞こえてしまいます。
これでは「タコス2個ちょうだい!」と、ますます夜食モードに突入してしまうかも。寝る前の会話には要注意です!
何か食べる?
発音:何か食べる?
着音:None I cut up, ever?(私、何も切らなかったけど?)

解説
「何か食べる?」と聞いたつもりが、英語圏の人には 「私、何も切らなかったけど?」 と聞こえてしまいます。
仕事から帰ってきた旦那さんに夕食について聞いたつもりが、「え、何も切ってないの?」と困惑させてしまうかも。もしかして、食材丸ごと系の料理が出てくるってこと??
旦那さんが戸惑う姿が思い浮かびます。
宿題終わってない
発音:宿題終わってない。
着音:Should cry, oh, what then I?(泣くべき?え、何?)

解説
「宿題終わってない!」とただの事実を伝えたつもりが、英語圏の人には 「泣くべき?え、何?」 と聞こえてしまいます。
まるで「もう泣くしかないの!?」と大げさに嘆いているように誤解され、あざとい子供だと思われるかもしれません。
外国人に向かって「宿題終わってない!」と言う前に、まずは終わらせる努力をしましょう!
触ってみ?
発音:触ってみ?
着音:So what to me?(何か文句あんのか?)

解説
特に筋トレ好きな男性が「俺の力こぶ、触ってみ?」と自慢したい場面では要注意です。
相手からすると「お前ケンカ売ってんのか?」と受け取られる可能性があり、無用なトラブルを招くかもしれません。外国人に向かって自分の力こぶを触らせるのはほどほどにしましょう。
食べ物系の空耳英語フレーズ
日本食を楽しむ場面で、外国人に何気なく話しかけた言葉が、全く違う意味で伝わることがあります。 お寿司屋さんやレストランでの会話に潜む、面白い&ちょっと危険な空耳フレーズをまとめました!
メロンパン食べる?
発音:メロンパン食べる?
着音:May Ron punch a bear?(ロンはクマを殴ってもいい?)

解説
「メロンパン食べる?」と純粋にパンを勧めたつもりが、英語圏の人には 「ロンはクマを殴ってもいい?」 という謎のフレーズに聞こえてしまうことがあります。
親切心で外国人に勧めたつもりが、相手は「ロンって誰?なんでクマを殴るの?」と混乱してしまうかも…。外国人にメロンパンを勧める際は、身振り手振りを交えながら伝えましょう。
ウニ食べたいな
発音:ウニ食べたいな
着音:Who needs a tie now?(今ネクタイ必要な人いる?)

解説
「ウニ食べたいな」と、日本人が何気なくお寿司屋さんでつぶやくと、英語圏の人には「今ネクタイ必要な人いる?」 と聞こえてしまいます。
外国人が「え?ドレスコード?」「寿司を食べるのにネクタイが必要なの?」と混乱する可能性も…。外国人と一緒に寿司屋に行った際は、ウニがネクタイにならないよう注意が必要です。
カレーは飲み物です
発音:カレーは飲み物です!
着音:Call him and no Mimodes.(彼に電話して!ミモデスは無し!)

解説
外国人女性の友人とカレーを食べながら恋愛話をしているシーンが考えられます。
意中の男性(ミモデス)について会話している最中、カレーの美味しさに感動して「カレーは飲み物です!」と口にすると、相手は「え?ミモデスに別れ話をするの?」と勘違いします。
カレーを飲むように食べるのは自由ですが、思わぬ誤解を招かないよう、外国人との会話では慎重に発言することが大切です。
寿司くれ!
発音:寿司くれ!
着音:So she cry!(だから彼女は泣く!)

解説
江戸っ子気質の人が寿司屋で「大将!寿司くれ!」と勢いよく注文する場面がありそうですが、これは要注意。外国人の客がいる場合「だから彼女は泣くんだ!」と聞こえてしまいます。
まるで大将が女性客を泣かせたのでは?と誤解される可能性も。せっかくの寿司の味が台無しにならないよう、大将に向かって大声で「寿司くれ!」と叫ぶのは控えた方が良いでしょう。
サバ味噌定食
発音:サバ味噌定食
着音:Some of Mr. T shock!(ミスターTがちょっと驚いている!)

解説
「サバ味噌定食」が「ミスターTがちょっと驚いている!」に聞こえるという、まさかの空耳フレーズ。文法的には少し微妙ですが、恐らくそう聞こえるでしょう。
そもそもミスターTとは誰なのか?そしてなぜ彼が驚いているのか?すべてが謎に包まれたままですが、「え?ミスターTが驚いてる??」と色々な意味で微妙な空気になるでしょう。
外国人の前でサバ味噌定食を注文する際は気を付けましょう。
ちょっと変な空耳英語フレーズ
聞き間違えとしては妙に成立してしまう、だけど実際にそんな会話する?とツッコミたくなるようなフレーズを集めました。
知らずに発言すると外国人が驚いてしまうかもしれないので、頭の片隅に入れておきましょう。
題材!題材!
発音:題材!題材!
着音:Daisy! Daisy!(デイジー!デイジー!)

解説
ディズニーランドでミッキーやドナルドのスケッチをしようとして、「題材だ!」と意気込んでいると、近くのキャストやキャラクターたちは「デイジーを呼んでる?」と勘違いします。
特に海外のディズニーパークでこのフレーズを使うと、デイジーダックが突然近寄ってきたり、キャストがデイジーを探し始めたりと、意図しないハプニングを引き起こすので注意です。
ナスに乗るな!
発音:ナスに乗るな!
着音:Nothing normal!(普通じゃないぞ!)

解説
お盆の風習として、ナスに足をつけた精霊牛を飾ることがあります。もしそれを見た外国人が遊び半分でナスに乗ろうとしたら、日本人は思わず「ナスに乗るな!」と注意するでしょう。
しかし、これが英語圏の人には「普通じゃないぞ!」と聞こえてしまうため、彼らは「え? これ普通じゃないの?」と驚いてしまうかもしれません。実際、普通じゃないですが。
ナスから確実に降りて欲しい場合はしっかりとジェスチャーで補足するのが良さそうです。
それ、やめろ!
発音:それ、やめろ!
着音:Sorry, I’m alone.(ごめん、一人なんだ)

解説
日本人が「それやめろ!」と注意を促しているはずなのに、なぜか謝罪の言葉として伝わる上に、「一人だから」という謎の理由が付いてくるため、相手は確実に混乱します。
「この人、怒りながら謝ってるけど、どういうこと??」と、ますます日本人のミステリアスな印象を強める結果になりかねません。
外国人に対して注意をする際に「それ、やめろ!」と発言する行為…、「それ、やめろ」です。
この絵は臭い
発音:この絵は臭い。
着音:Connect to site.(サイトに接続しろ)

解説
美術館で油絵を鑑賞していると、独特な匂いを感じることがあります。そんなとき思わず「この絵は臭い」と言ってしまうと、英語圏の人には「サイトに接続しろ」と聞こえてしまいます。
もし近くにいた警備員が英語圏の人だった場合、「どこのサイトに接続するつもりだ?こいつ怪盗か?」と混乱し、不審な行動を疑われる可能性があります。
特に海外の美術館では、匂いが気になっても静かに鑑賞することを心がけましょう。
パンツ脱げ!
発音:パンツ脱げ!
着音:Punch to nugget!(ナゲットにパンチしろ!)

解説
かなり高圧的なタイプの人のセリフですが、「パンツ脱げ」と日本語で伝えた場合、英語圏の人には「ナゲットにパンチしろ!」と聞こえてしまいます。
そのため、残念ながら相手はパンツを脱ぐこともなく、UberEatsでナゲットを注文し始める可能性があります。
まずは落ち着いてゆっくりとナゲットを味わってから、パンツの脱がし方については別の手段を考えてみてください。
注意が必要な空耳英語フレーズ
普通の会話なら笑い話で済むかもしれませんが、これをうっかり外国人に言ってしまうとトラブルの元に…? 挑発的に聞こえたり、相手を混乱させたりする要注意フレーズをピックアップしました!
ワカメスープ
発音:ワカメスープ
着音:Wake up, stupid!(起きろ、バカ!)

解説
このフレーズ、最後の「stupid!(バカ)」が挑発的であることが大問題なのです。
ウトウトしている外国人に、何の気なしに「ワカメスープが飲みたいな」とつぶやいた瞬間、「起きろバカ!」と怒鳴ったように聞こえ、険悪な雰囲気になります。
相手が起きていたとしても、目の前の相手に「起きろバカ!」と言われたら、理不尽な侮辱と受け取られトラブルに発展しかねません。外国人に「ワカメスープ」は禁句だと思ってください。
お餅ください
発音:お餅ください!
着音:Oh! More! Cheese! Kudasai!(おぉ! もっと! チーズ! ください!!)

解説
このフレーズ、問題なのは「お餅」を注文したつもりなのに、「チーズ」が運ばれてくるということです。
今後、大阪万博などで日本人が外国人の店員さんに料理を注文するケースが増えると、日本人がお餅の代わりにマシマシのチーズを提供されるという被害?が発生するかもしれません。
お餅を注文するときは、英語でしっかりと伝えましょう。
柿食えよ!
発音:柿食えよ!
着音:Cocky, clear yo!(イキってんのか、はっきりしろ!)

解説
柿は日本特有の果物で海外ではあまり馴染みがないため、観光客が「珍しいね」と興味を持つこともあります。
その際、親切心で「柿食えよ!」と勧めると、相手には「お前、イキってんのか?はっきりしろ!」と聞こえてしまい、無駄にケンカを売る結果に。
外国人に柿を勧めるときは、笑顔で静かに差し出すのが安全です。
唐揚げ食べる?
発音:唐揚げ食べる?
着音:Call a gay traveler?(ゲイの旅人を呼ぶ?)

解説
唐揚げは外国人観光客に人気の日本食です。フライドチキンとは異なる味付けや衣の違い、日本独特の食文化として箸で食べるスタイルなども魅力の一つ。
そのため、日本人が外国人の友人に「唐揚げ食べる?」と勧めるシチュエーションはよくあるでしょう。しかし相手には全く別の意味で伝わってしまいます。
この伝わり方は誤解を招く上に、時代の流れ的にも非常にセンシティブです。外国人に唐揚げを勧める際は、黙ってソッと差し出しましょう。
大根おろし
発音:大根おろし
着音:Die, corn, or rush.(死ね!トウモロコシ野郎!さもなくば急げ!)

解説
来日した外国人の友人と一緒に天ぷらを食べている際、彼が大根おろしを指さして「この白いものは何?」と質問してきたら、普通に「大根おろし」と答えてしまうでしょう。
しかし、これが「死ね!トウモロコシ野郎!さもなくば急げ!」と聞こえてしまいます。
特に問題なのは「急げ」の部分。熱々の天ぷらを前にして、「急いで食べなきゃいけないの?」と誤解を与えてしまいます。
外国人に大根おろしを紹介する時は、せいぜい「大根だよ」程度にしておきましょう。
まとめ
日本語と英語の発音の違いから生まれる空耳フレーズは、思わぬ誤解や笑いを生むことがあります。
何気ない一言が、外国人には全く違う意味で伝わってしまうこともあるため、海外の人と話す際にはちょっと気をつけたいところです。
もちろん、これらの空耳フレーズはあくまでジョークとして楽しむもの。 実際に外国人と会話する際には、相手の反応をよく見て、誤解を招かないようにしましょう。
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